認証の詳細＞認証の内容

このページでは、認定のための検査内容、そしてハラル認定マークについてご説明いたします。ハラル認定手順と共にお読みくださいませ。

一般社団法人日本ハラルファンデーションでは、シャリア法に則ったハラル基準で食品、食材のハラル認定をその成分分析結果と、
作業手順の確認のうえ承認し、認定を行っています。検査は、以下の２つの観点からの評価となります。 ① 化学的な成分分析 ② シャリア法に則った食材の処理・倉庫・流通管理

◎製造工場における検査内容検査では、最終製造製品の成分分析を行います。製造工程検査では、ハラル認定製品を製造する過程において発生する
溶媒・混入成分などをすべて検査いたします。

次に、製品の在庫や、在庫を保管している倉庫が区分化されているかの確認をいたします。

ハラル製品を対象国に流通するために、「ハラム製品との完全なアイソレーション（独立化）」を遂行する必要があり
ます。ハラル認定品と、その他の（ハラル認定品以外の）製品を混在させることは不可となります。 ◎物流と倉庫の区分化ハラル認定予定製品を対象国に流通させるために前出の「アイソレーション」を行うのが必須条件となります。倉庫の独立化、区画化。そして、流通用コンテナの独立化も必須です。 ◎抜き打ち検査認定時の各種認証手順とは別に、「抜き打ち検査」があります。これは、年に数回実施されるものです。

認定取得時とは異なり、訪問日は事前に通知できないことになっています。シャリアの法律専門家が、現地に
立ち入り訪問します。そして、万が一不備が見つかった場合には、化学分析を再度実施する場合もあります。
また、食品加工工場の場合、ムスリムの在籍は必須となります。（検査料は有料） ◎認定後の通知ハラル認定を受けた製品、企業を日本ハラルファンデーションのオフィシャルサイトのハラル製品リストに掲載いたします。
さらにこのサイトでは定期検査の合否も掲載。なお、ハラルの認証の有効期限は、原則として１年間です。
◎ハラル認定マーク（ロゴ）のご提供ハラル認定で合格した製品につきましては、日本ハラルファンデーションから認定番号と、認定マーク（ロゴ）の印刷用の
デジタルデータが提供されます。
また、申請者の方は、製品のパッケージにハラル認定マークを印刷して出荷することが可能となります。

認定書（サンプル）

製品パッケージに印刷される認定ロゴ（サンプル）